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決まったけど

 10月の発表(演奏?)会に歌うソロの曲が2曲、決まった。

 トスティの歌曲から「暁は光から」。そしてLA WALLYから「さようなら、故郷の家よ」。


 ひぃ~大曲!がんばらねば(__*)まず、暗譜じゃあ!

 そういえば、7月5日の「麻生音楽祭大30回記念ファミリーコンサート」での「かがやいて麻生」(これ、意外と音の流れが難しいのだ…)も暗譜だったぁ


 それから、それから9月の別の発表会の曲も決めなくっちゃ…もちろんそれも暗譜がんばろう…



 つとめて頭を使わないと、やばい(笑)



 やばいというと、歌の意味(「暁は光から」)も…む……むずかしい…


「夜明けは 光から暗闇を分かち
私の欲求から 逸楽を分ける
おお 愛しい星よ 滅び行く時だ
さらに神聖な愛が空からお前たちを取り除く

燃えさかる瞳よ おお二度と戻らぬお前たちよ
悲しき星たちよ 清らかなまま姿を消してくれ
私も死のう 昼など見たくないのだ
私の夢と、そして闇への愛ゆえに

私を包んでくれ、おお夜よ、お前の母なる胸に
蒼ざめた大地が露に濡れている間に
さもなくば 私の血から暁が生まれ
私の短い夢から永遠の太陽が生まれてほしい」


 デカダンス(?)な感じですかね?「私の夢」とは何なのだろう…永遠の太陽がそこから生まれてほしいのよね?昼なんか、見たくないんですよね?


ああ…どうする?

決まったけど_d0195623_15232481.jpg


サンマリノの「暁」。このまま夜が明けないでほしいというのだけは、私にもわかる気がするけど…
# by bel-sogno | 2015-06-18 15:12

平和で静か

 朝刊に「住みよい都市」東京が世界1位。という小さな記事を見つけた。

 イギリスの総合月刊誌「モノクル」が毎年行っている調査結果のようだ。それによると、
2015年は東京が1位。(去年は2位)巨大都市にもかかわらず平和で静かな環境を実現している点が高く評価されたのだとか。以下、2位はウィーン。3位はベルリンだそうで、去年のベスト3とはかなり入れ替わっている。(去年の1位がコペンハーゲン、3位がメルボルン)



 ふーーーん001.gif確かに平和だね。この前激混みのルーブル美術展に行った。絵が見えなくなるぐらい人でごった返していて、右も左も前も後ろも30㎝以内に人がいる…005.gifというトホホな状況なんですが、「スリに気をつけてくださいね!」なんていう心配が…ない!イタリアでの最初のホテルでの朝食の前に添乗員さんに「紳士みたいな姿形をしているからといって安心しないでくださいね。スリの可能性もありますから。」と言われ、手が込んでるな…と気を引き締めたことを思い出した。

 しかし、スリどころではない怖い話もある。夫の知人の息子さん(中学生)~2人はパリ15区に住んでいる~が学校からランチに家に帰るときにスマホを奪われそうになり、振り切って逃げるときに暴行を受けたという話だ。スマホは見えないところに奥深くしまい込み、イヤホンだけ見える形(そこは仕方がないかも…)で歩いていたところ、複数に取り囲まれたという。
 そのあと医者に行ったり警察に事情を説明に行ったりするわけだけど、その医者で更に怖い話を聞いたという。診察室が1階にあるその医者では、隙を見て窓から侵入し、壁に掛けてある「絵」を持ち逃げする輩がいるんだとか。


 なんなの?!それ!

 …なんて思うのは、平和ぼけしているからかもね…日々の暮らしに困っていなくて、楽しみもあって、ちょっと贅沢したってちょっと反省するぐらいでなんとかなる。仕事がなくて、プライドもうちひしがれさせられて(なんか日本語が変…)、差別されて、やけになって、…生きていくためには何だってしなくてはならない…そんな世界が、ある。

 二極化。


 「世界が100人の村だったら」(題名合ってます?)。久しぶりにもう一度読んでみなくちゃ…


          蛇足:東京は静か…と言い切っていいのかな?(笑)

平和で静か_d0195623_12144968.jpg


  静かで平和に満ちてる気がしたよ!サンマリノからの夕景。(静かなのは当たり前ですが…) 
# by bel-sogno | 2015-06-14 11:45

表があれば裏もある

表があれば裏もある_d0195623_15224099.jpg


 ベネチアの早朝。ホテルの従業員さんがテラスのテーブルセッティングをしています。向こうの方ではおじさんが舟で運んできた荷物の仕分けでしょうか?ゴンドリエーレのお兄さんは毎朝マイゴンドラをお手入れしていたし、このあとはしけには大きなゴミ袋が山積みにされました。

表があれば裏もある_d0195623_15285431.jpg


 
 まだ朝早いんですが、ドゥカーレ宮前の小広場には幸せなカップルが(モデルさんの撮影なのか、本物の結婚式なのかは不明です。)手をつないで。



 どちらも毎朝繰り返される光景なのかもしれません。
# by bel-sogno | 2015-06-12 15:22

開けてみた扉

 6月に入り、新たなチャレンジをしている。

 それは、朗読。

 なあんだ!それは、挑戦とは言わないよ?!と思われるかもしれませんが…NHKのもとアナウンサーという方に、由緒正しい「朗読の仕方」というのを習っているのです。

 30年ほど国語の教員をやってきて朗読なんて日常茶飯事だったわけですが、ちゃんと習ったこともなく自己流。しかも、地方出身者の悲しい性で、アクセントがまざりまざって標準語どころか○○弁というものですらなくなっていた…それを「個性という名のおばちゃんならではの押し」でそんなものか、うまいねえ…と子供をだまし、今年3月めでたく(?)定年を迎えてしまいました。

 習うならもっと前にならえばねえ、よかったのですけれども(笑)まあ、出会ったのが今だったということで…


 それがそれが、大変なのです。「読む」のではなく、「話す」。教材は向田邦子作「字のない葉書」。


 もう、2回が終わり、後半に入ります。次回は大きく2つに分かれている話のどちらかを1人で朗読するのだとか…次回は10月に行われるのだとか。10月かあ…この開けてみた扉、どうするかなあ…

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 ベネチアの「天国の道」と言われる最も古い商店街です。

 
 「朗読の扉」。天国には続いていないような気がします…30年かけてついた「くせ」、なかなかに手強いのです…
# by bel-sogno | 2015-06-11 17:30

扉を開けよう

 「笑う」しかないホテルを以前取り上げましたが、どうやらああいったつくりは一時期流行ったと思われます。日本国内でも最近泊まったホテルが同じ作りでした。ベッドサイドにガラス窓があって、カーテンが掛かっています。開けてみると、バスタブでした。ちゃんとしたビジネスホテルです。

 今回は別の意味でユニークなホテルをご紹介。ローマでのホテルなんですが、111号室。

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 このホテルも、お風呂側から(って、正確にはトイレなんだけど~笑~)カーテンを開ければ、オープンになります。が、今回紹介したいのはそれではなくて、このきらびやかなインテリアです。

 このホテルは古いホテルで、1部屋1部屋、部屋のタイプもインテリアも違うということは知っていました。コテコテのフレスコ画の装飾と7階のローマが見渡せる朝食会場が特徴のようです。イメージではもっとド、ドーンと迫力のあるベッドヘッドだったのですが、このお部屋は「鍵」がテーマのようで、なかなかにゴージャス(=コテコテ)ではありますが、繊細とも言える、でも突っ込みどころ満載のインテリア。金色と渋いブルーグレーで統一(笑)されていて、しかもテーマが「鍵」で111号室!

 西洋で「鍵」と言えば、「聖ペトロ様」ですよ!このお部屋から最後の日に出かけたのが「サンピエトロ寺院」で、そこにも当然「鍵」を見つけてきました。

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 聖ペトロ様は天国の鍵を託されたのですが、私たちはこのお部屋から何の「鍵」を示されたのでしょうか?きっとこの先の人生の新たな扉の「鍵」?ベネチアの「ドゥカーレ宮」の裁判の間には牢獄への隠し扉が1枚ありましたが、どうかそんなところへ続く「鍵」ではないよう、「鍵穴」を探してすすむことといたしましょう。

扉を開けよう_d0195623_1713542.jpg



 とはいうものの、聖ペテロ様はたった一つの「鍵」を託されたのですが、私たちはたーくさんの「鍵」を111号室で示されたので、間違ったらまた新たな鍵穴を探していけばいいってことで…(笑)

 
# by bel-sogno | 2015-06-11 16:57

ずっこけ人生 カンターレ&マンジャー&アモーレ あと数年で定年を迎える中学校教員です。旅行が好きで、年中どこかに行きたいと心に翼が生えています。写真は念願かなって行けた沖縄のかの有名な斎場御嶽です。


by bel-sogno