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 寝たきりはやはり嫌だなあと、連休中の晴れた一日。根岸から日暮里までお散歩をした。日頃の運動不足から、きっと翌日は筋肉痛だなあと思ったが、あにはからんや。全く痛くもかゆくもない。今日も痛くないから、きっと筋肉痛からも見放されているのだと思う。

 さて、千代田線根岸のホームは根岸神社のつつじ祭りに向かうとおぼしき善男善女であふれかえっていた。人混みの苦手な私は、もう、そこで「帰っちゃおうか…」と弱気になる。しかし!「お化け階段」を経由したいと思った我々は、すぐ人混みから脱出。しかし、しかし…異人坂を経由して下りたお化け階段は、期待はずれも「大!」幅は広いわ整備されているわ…こんなことならもっとずっと以前に来ておけばよかったなあ。階段のすぐ脇には、「お化け」の名にそぐわない豪邸がそびえていたから、お化けもびっくり…ですね。ここにいたお化けはどこいっちゃったんでしょうね…など考えながら、少し道を戻り、水色に塗られた木造建築の根津教会とお隣の日本風民家のミスマッチを眺め、根津神社の境内へ。


 いやあ、いろんな種類のつつじやさつき(?)が見事に咲いているつつじ苑を列をなして進み、3000株のつつじに対して、人もざっと300人はいたのかなあ?一人あたり、10株である。あまりの人混みにけっこういろんなものを見落として、永井荷風のお気に入りの散歩道とやらに向かう。静かな小道、薮下通りから団子坂、三崎通りへと歩くと、もう、お昼時。有名なお寿司屋さんを通り過ぎたところにある洋食屋さんで、ランチ。(夫は微妙に量が足りなかったらしく、日暮里近くの薬膳カレー屋さんで、カレーをまた、食べていた。一口もらったが、ここのカレーも絶品だった。)このあとは、三崎通りのすてきなお店をぷらぷら覗き、横道にそれながら谷中、日暮里へと歩いた。

 神田川の世界のようなアパートがひっそりたたずんでいたり、やたら人慣れしている猫がねそべっていたり、お線香の匂いが漂ってきたり…おばちゃんが自転車に空気入れていたり、歩き疲れた人たちがだんだんにすわりこんでいたり…昭和だあ…都会のど真ん中とは思えないひなび具合だ。一番すごいぞと思ったのは日暮里近くの「初音小路」。一番奥のワインバーに最後寄りたかったのだけど、20時からということで、断念した。

 次回は空襲を免れた日本建築にねらいを絞って、また歩きたい、そんな街だった。
ちょっとだけゴールデンウォーク?_d0195623_20322175.jpg

# by bel-sogno | 2011-05-06 20:09

勝負する?

3月11日以来、自分なりに楽しいことや遊ぶことを自粛してきたわたし…ここにもずいぶんご無沙汰してしまいました。

 

 そんなとき、聞いたのです。

「70歳になったときに寝たきりになるか、元気でぴんぴんしているかの分かれ目は50歳代だ。」

 運動嫌い、出歩くの嫌い、汗をかくのが嫌い…という3Kの私は、絶対前者じゃん?!(そんなこと、うすうすわかってたけど…)


 少しがんばるかな…歩くことを楽しいと思ったり、遊びだと思ったりはできそうにないけど、始めるかな…今まで何回も挫折してるんだけどな…

 28日の帰り学活で、明日から休みだと思ったとたんに、腰に違和感を思えた。29日、30日と無理して外出(Hちゃんの結婚式と合唱の先生の出演するオペラ鑑賞)したら、もう今日は歩く元気なし…

 どうしたらいいんでしょうねえ(笑)
# by bel-sogno | 2011-05-01 16:33

ライバル意識?

 「きれいだね。」「よろしくね。」「最高!」
声をかけながら水やりをすると植物が美しく咲くのだという。まあ、女も植物も同じということか…(昨今は男もそうか?)と思っていたが、最近別の法則を発見した。それが「ライバル意識」。
 
 去年の暮れに自分用にミニシクラメンを1500円程度で買ってきた。深紅の上品な色である。しかし、買ったときに咲いていた花が終わってしまうと、つぼみのあがってくる気配が全くなく、葉っぱばかりが堂々としてきた。2週間程度楽しめたからいいか…とは思ったが、ある日、野菜を買いにセレザモスに行ったついでに490円の(ここがわたしのみみっちいところだなあ)ガーデン寄せ植え用のシクラメンを買ってきた。こちらはピンクのミニである。一番日当たりがいい和室の窓際に隣り合って置いた。

 すると、びっくり。2週間後くらいに深紅のシクラメンのつぼみが次々あがってきたのである。もう立春を遙かに過ぎているが、今現在9つも花が咲いている。

 ベランダでも似たことが起きていた。クリスマスローズが好きで寄せ植えをしていたが、根詰まりを起こしたのを株分けした3年前から花が咲いてくれなくなった。毎年毎年、「早く咲いてね。」と声をかけていたが 、だめ…花を咲かすにはカリウムが必要なのでは?と専門的助言もいただいたが、そのままになっていた。

 ある日、水やりに出てみると、まっ白なつぼみが!やっと咲いてくれたのね!!と思って鉢に水をやっていると、なんと去年買った紫色のクリスマスローズもつぼみが…(笑)


 夢のない話です。(笑)適度なライバル意識は効果的…?過ぎたるは及ばざるが如しなので、どちらのシクラメンもクリスマスローズも、咲いてくれてありがとう056.gif
# by bel-sogno | 2011-02-27 14:39

まいった…

 冬の大行事「スキー教室」。

 なんと今年は現地で悪質な風邪を引いてしまいました。2日目の午前、本部待機だったのですが、ぞくぞくして、体を起こしているのもしんどくて板のベンチにねっころがっていました。そして午後、見かねた校長先生が「宿に帰って静養しているように。」
 みんなに悪いなあとは思ったものの、ごめんなさいをすることに…お約束のように、熱も出てきて、しんどさが増してきます。

 その夜校長先生が「○○先生も熱が出てきたので、二人とも救急病院に行ってください。」と役場のバスを手配してくださり、病院送りになりました。なんと、彼の方がインフルエンザ。わたしは陰性。翌朝、彼が新幹線で戻ったあとも、一日中宿のお布団にいたのですが…ぐんぐん熱は上がり、解熱剤を飲んでいるのに39度…


 結局、何の役にも立たず、人手を煩わせただけのスキー教室で、つくづく使い物にならなくなったなあと悲しい。宿泊行事は、もう体力がもたない…かもしれないです。年を取るって、こういうことなんだなあ。

 今年は大雪のあとの晴天に恵まれ、雪質もよく、生徒は一人も具合悪くなることもなく、けがをすることもなく、リタイアしてごねる子もおらず…ということだったらしいです。えらい!えらい!
 情けないのは、大人の方だったということです…

 最終日にお土産を買いに地元の商店街に行った子供たちが「早くよくなって!」と、そばまんじゅうを部屋の畳にすべらせていきました。身にしみて、涙…情けなくって、ごめんね…
# by bel-sogno | 2011-02-06 16:58

久々の「マックス」

 白寿ホールに行ってきました。真新しい見晴らしのよいテラスを持つ(新宿の高層ビルは真ん前だし、遠くに「スカイツリー」も見える。寒くて、1分といられなかったけどね。)音響効果抜群のホールでした。


 宮本益光バリトンリサイタル060.gif


 久々生で聞いたので、幸せ053.gif


 アンサンブルクラシカというイタリアの室内合奏団(フルート&ギター&クラリネットだったりマンドリンだったり…の3人)を迎えてのイタリアの歌曲を中心とした演奏会。


 ドニゼッティの「私は家を造りたい」ガスタルドン」の「禁じられた歌」なんか、白眉でしたよ~。

 手違いがあったとかで、予定されていたトスティの「君なんかもう」が演奏されなかったのは、残念至極でしたが、もっともっとたくさんの人に聞いて欲しい、見て欲しい。…と、思う演奏会でした。

 ここで宣伝するまでもなく、有名な宮本さんですが、歌と同じくらいお話もおもしろいのです。今回は1曲足りなかった分、しゃべり倒していましたね(笑)


 この演奏会が終わるやいなや、イタリアに旅立ってしまわれるそうです。同じ演奏会を今度はミラノでやるんだって…
# by bel-sogno | 2011-01-19 19:39

ずっこけ人生 カンターレ&マンジャー&アモーレ あと数年で定年を迎える中学校教員です。旅行が好きで、年中どこかに行きたいと心に翼が生えています。写真は念願かなって行けた沖縄のかの有名な斎場御嶽です。


by bel-sogno