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先人の知恵

 イタリア旅行から帰って、語学の必要性を思い知った。話せさえすれば、いや、聞き取ることさえできれば…

 4月に始めた英語3行日記も10日余りで断念。ラジオやテレビの講座もチャレンジしたが、あれはよっぽど真面目な人にしか向かないんじゃないでしょうか?(笑)気がつけば、その時間が過ぎている。そんな日が2,3日続くと、「じゃ、ま、いっか。」とお得意のノー天気が顔を出す。
 そんなこんなでほとんど語学の準備もせず迎えた旅行前日。前回のイタリア旅行の時に買った「旅の指さし会話帳イタリア」を本棚から引っ張り出し、これでなんとかしようという「泥縄」。
 しかし、泥縄では間に合うはずもなく、だいたい度胸が足りずに知っている単語すら口から出てこない。ツアーの中に、イタリア語を習って10年近くとおっしゃる方がいらっしゃった。おつりをまちがうイタリア人のおじさんとコミュニケーションが取れないでいると、すらすらすら…と解決してくださって、なんてかっこいいの?!

 イタリアの魔力と話せるかっこよさにノックアウトされた私は、再度のイタリア訪問に向けて今度こそイタリア語と英語を何とかしたいと思うようになり、独学がダメならやっぱりお教室よね?と、近くのカルチャースクール授業見学。

 そんなある日、本棚の身辺整理をしていたら見つけてしまった。

「実践力をつける練習問題・会話例が満載 文法から学べるイタリア語」(2005年)
「3パターンで決める日常英会話ネイティブ表現」(2005年)
「めざせ!世界中どこでも通じる英語力ゼロからスタートEnglish」(2013年)

 我ながらあきれてしまうね。「二兎を負う者は一兎をも得ず」「虻蜂取らず」「矛盾」

 しかも、使い込んだ形跡は、ない。ページを開いてみるとどれも最初の2,3ページで頓挫した形跡がある。「そりゃ、そうだよね。」と普通ならこの題を並べるだけでも納得できるが、熱に浮かされていた頃は、「これで何とかしよう!」と燃えてたんですよね?4年前と12年前?

 「同じ轍は踏まない」ように、今回はちゃんと「継続は力なり」となるようにしなくちゃね。(笑)

 7月からまず「はじめてのイタリア語」講座に通うことにした。(順番が違うのでは?!そうなんです。英語の講座の「見学」が先にできなかったのでしょうがないのです。ほんとは英語を何とかするのが先ってわかっているんですよ。)体験の際に「宿題」が出ていたので、新しいノートを買い、(形から入る)「イタリア語の日本語訳」に挑戦。むかーし昔イタリア歌曲の歌の意味を調べようと買った(がこれも使った形跡がほとんどない。)コンパクトな辞書が役に立った。

 何冊もあるこれらの本も、これから役に立つかもしれない。(笑)

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 「川の流れに身を任せ~」
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by bel-sogno | 2015-06-28 10:58

写真は語る

 このところ写真展を見る機会に恵まれている。娘のフォトコミュニケーションのあとは、偶然立ち寄った町田薬師池の「町田フォトセンター」に展示されていた風景画。そして、蛍を見に行った八王子の「夕やけ小やけふれあいの里」の「夕焼け小焼け館」の前田真三さんの写真ギャラリー。

 蛙の子は蛙…なのか、「親」「子」「孫」という三代に渡っての写真も展示されていてなかなか興味深かった。それぞれに対象も違い、迫り方も違っているのだけれども、こうは撮れない…と思わせられる。真三さんは「あるがままに撮る」というようなことをおっしゃっていた(正確な言葉ではありません…うろ覚えです)ようですが、いやいや、あるがままなんてものではなく、感動しきり。
 「あるがままに撮る」とはそのものの本質が出てくるように撮るということなのだろうか?

 自分も写真好きで、…といっても、構図ぐらいしか工夫できない(しかもどうして?というぐらいピンぼけの写真を撮る名人です)デジカメウーマンですが、たまーに対象物の持つ「質感」なんかがうまく撮れると、とってもうれしくなります。

 今日の一枚は、このところよく撮っているあじさい。

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 写真が「語っ」てくれるには、まだまだ修行が必要です(笑)
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by bel-sogno | 2015-06-23 18:56

背中は語る

「目は口ほどに物を言う」と申しますが、それ以上に「物を言う」のが背中なんだなといとおしく思ったことがありました。…といっても、ラブラブな話ではありません。

 フォトコミュニケーション協会アドバンスコース修了生の皆さんの写真展に行ってきました。

 人物、猫のいる風景、光、花、水…とさまざまな写真がありましたが、どれも「愛」にあふれていました。外に向かってオーラが放たれているようであったり、内に向かってオーラを抱きしめるようであったり、はたまたそこから物語が紡ぎ出されてくるようであったり…どこをどう切りとってみせるかによって、きっと同じ場所で同じものを見ていても、「その人」が出るんだろうな…と感じました。

 「お母さんが子供に行くのはわかっていた」と娘は申しましたが、たくさんの中から私が一番好きだったのが2人の少年が背中を向けている写真。少年の間には手作りの釣り竿らしきものが見えます。少年たちはザリガニを釣りに来たのでしょう。ところが、ささいなことから気持ちの食い違いが起きたようです。左側の少年が心持ち頭をそむけるようにそっぽを向いています。背中が大きく見えます。そのすぐ右横によりそうようにちょっと背の小さい少年が。この少年が何かしちゃったのでしょうか?彼の肩のしょんぼりした落とし具合(彼の体の向きにもご注目を!)がなんとも愛らしいのです。2人の顔は見えませんが、どんな表情をしているのかが見えるようです。


 まだ明日まで代々木上原のスペースBというところ(3Fがギャラリーです)で写真展が開催されています。ぜひぜひ、見に行かれてください。

 

  
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by bel-sogno | 2015-06-20 08:50

決まったけど

 10月の発表(演奏?)会に歌うソロの曲が2曲、決まった。

 トスティの歌曲から「暁は光から」。そしてLA WALLYから「さようなら、故郷の家よ」。


 ひぃ~大曲!がんばらねば(__*)まず、暗譜じゃあ!

 そういえば、7月5日の「麻生音楽祭大30回記念ファミリーコンサート」での「かがやいて麻生」(これ、意外と音の流れが難しいのだ…)も暗譜だったぁ


 それから、それから9月の別の発表会の曲も決めなくっちゃ…もちろんそれも暗譜がんばろう…



 つとめて頭を使わないと、やばい(笑)



 やばいというと、歌の意味(「暁は光から」)も…む……むずかしい…


「夜明けは 光から暗闇を分かち
私の欲求から 逸楽を分ける
おお 愛しい星よ 滅び行く時だ
さらに神聖な愛が空からお前たちを取り除く

燃えさかる瞳よ おお二度と戻らぬお前たちよ
悲しき星たちよ 清らかなまま姿を消してくれ
私も死のう 昼など見たくないのだ
私の夢と、そして闇への愛ゆえに

私を包んでくれ、おお夜よ、お前の母なる胸に
蒼ざめた大地が露に濡れている間に
さもなくば 私の血から暁が生まれ
私の短い夢から永遠の太陽が生まれてほしい」


 デカダンス(?)な感じですかね?「私の夢」とは何なのだろう…永遠の太陽がそこから生まれてほしいのよね?昼なんか、見たくないんですよね?


ああ…どうする?

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サンマリノの「暁」。このまま夜が明けないでほしいというのだけは、私にもわかる気がするけど…
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by bel-sogno | 2015-06-18 15:12

平和で静か

 朝刊に「住みよい都市」東京が世界1位。という小さな記事を見つけた。

 イギリスの総合月刊誌「モノクル」が毎年行っている調査結果のようだ。それによると、
2015年は東京が1位。(去年は2位)巨大都市にもかかわらず平和で静かな環境を実現している点が高く評価されたのだとか。以下、2位はウィーン。3位はベルリンだそうで、去年のベスト3とはかなり入れ替わっている。(去年の1位がコペンハーゲン、3位がメルボルン)



 ふーーーん001.gif確かに平和だね。この前激混みのルーブル美術展に行った。絵が見えなくなるぐらい人でごった返していて、右も左も前も後ろも30㎝以内に人がいる…005.gifというトホホな状況なんですが、「スリに気をつけてくださいね!」なんていう心配が…ない!イタリアでの最初のホテルでの朝食の前に添乗員さんに「紳士みたいな姿形をしているからといって安心しないでくださいね。スリの可能性もありますから。」と言われ、手が込んでるな…と気を引き締めたことを思い出した。

 しかし、スリどころではない怖い話もある。夫の知人の息子さん(中学生)~2人はパリ15区に住んでいる~が学校からランチに家に帰るときにスマホを奪われそうになり、振り切って逃げるときに暴行を受けたという話だ。スマホは見えないところに奥深くしまい込み、イヤホンだけ見える形(そこは仕方がないかも…)で歩いていたところ、複数に取り囲まれたという。
 そのあと医者に行ったり警察に事情を説明に行ったりするわけだけど、その医者で更に怖い話を聞いたという。診察室が1階にあるその医者では、隙を見て窓から侵入し、壁に掛けてある「絵」を持ち逃げする輩がいるんだとか。


 なんなの?!それ!

 …なんて思うのは、平和ぼけしているからかもね…日々の暮らしに困っていなくて、楽しみもあって、ちょっと贅沢したってちょっと反省するぐらいでなんとかなる。仕事がなくて、プライドもうちひしがれさせられて(なんか日本語が変…)、差別されて、やけになって、…生きていくためには何だってしなくてはならない…そんな世界が、ある。

 二極化。


 「世界が100人の村だったら」(題名合ってます?)。久しぶりにもう一度読んでみなくちゃ…


          蛇足:東京は静か…と言い切っていいのかな?(笑)

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  静かで平和に満ちてる気がしたよ!サンマリノからの夕景。(静かなのは当たり前ですが…) 
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by bel-sogno | 2015-06-14 11:45

表があれば裏もある

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 ベネチアの早朝。ホテルの従業員さんがテラスのテーブルセッティングをしています。向こうの方ではおじさんが舟で運んできた荷物の仕分けでしょうか?ゴンドリエーレのお兄さんは毎朝マイゴンドラをお手入れしていたし、このあとはしけには大きなゴミ袋が山積みにされました。

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 まだ朝早いんですが、ドゥカーレ宮前の小広場には幸せなカップルが(モデルさんの撮影なのか、本物の結婚式なのかは不明です。)手をつないで。



 どちらも毎朝繰り返される光景なのかもしれません。
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by bel-sogno | 2015-06-12 15:22

開けてみた扉

 6月に入り、新たなチャレンジをしている。

 それは、朗読。

 なあんだ!それは、挑戦とは言わないよ?!と思われるかもしれませんが…NHKのもとアナウンサーという方に、由緒正しい「朗読の仕方」というのを習っているのです。

 30年ほど国語の教員をやってきて朗読なんて日常茶飯事だったわけですが、ちゃんと習ったこともなく自己流。しかも、地方出身者の悲しい性で、アクセントがまざりまざって標準語どころか○○弁というものですらなくなっていた…それを「個性という名のおばちゃんならではの押し」でそんなものか、うまいねえ…と子供をだまし、今年3月めでたく(?)定年を迎えてしまいました。

 習うならもっと前にならえばねえ、よかったのですけれども(笑)まあ、出会ったのが今だったということで…


 それがそれが、大変なのです。「読む」のではなく、「話す」。教材は向田邦子作「字のない葉書」。


 もう、2回が終わり、後半に入ります。次回は大きく2つに分かれている話のどちらかを1人で朗読するのだとか…次回は10月に行われるのだとか。10月かあ…この開けてみた扉、どうするかなあ…

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 ベネチアの「天国の道」と言われる最も古い商店街です。

 
 「朗読の扉」。天国には続いていないような気がします…30年かけてついた「くせ」、なかなかに手強いのです…
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by bel-sogno | 2015-06-11 17:30

扉を開けよう

 「笑う」しかないホテルを以前取り上げましたが、どうやらああいったつくりは一時期流行ったと思われます。日本国内でも最近泊まったホテルが同じ作りでした。ベッドサイドにガラス窓があって、カーテンが掛かっています。開けてみると、バスタブでした。ちゃんとしたビジネスホテルです。

 今回は別の意味でユニークなホテルをご紹介。ローマでのホテルなんですが、111号室。

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 このホテルも、お風呂側から(って、正確にはトイレなんだけど~笑~)カーテンを開ければ、オープンになります。が、今回紹介したいのはそれではなくて、このきらびやかなインテリアです。

 このホテルは古いホテルで、1部屋1部屋、部屋のタイプもインテリアも違うということは知っていました。コテコテのフレスコ画の装飾と7階のローマが見渡せる朝食会場が特徴のようです。イメージではもっとド、ドーンと迫力のあるベッドヘッドだったのですが、このお部屋は「鍵」がテーマのようで、なかなかにゴージャス(=コテコテ)ではありますが、繊細とも言える、でも突っ込みどころ満載のインテリア。金色と渋いブルーグレーで統一(笑)されていて、しかもテーマが「鍵」で111号室!

 西洋で「鍵」と言えば、「聖ペトロ様」ですよ!このお部屋から最後の日に出かけたのが「サンピエトロ寺院」で、そこにも当然「鍵」を見つけてきました。

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 聖ペトロ様は天国の鍵を託されたのですが、私たちはこのお部屋から何の「鍵」を示されたのでしょうか?きっとこの先の人生の新たな扉の「鍵」?ベネチアの「ドゥカーレ宮」の裁判の間には牢獄への隠し扉が1枚ありましたが、どうかそんなところへ続く「鍵」ではないよう、「鍵穴」を探してすすむことといたしましょう。

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 とはいうものの、聖ペテロ様はたった一つの「鍵」を託されたのですが、私たちはたーくさんの「鍵」を111号室で示されたので、間違ったらまた新たな鍵穴を探していけばいいってことで…(笑)

 
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by bel-sogno | 2015-06-11 16:57

光の奇跡

「6時間に2度程度の雷雨またはにわか雨」

…そんな天気予報、日本では聞いたことがない。旅行に出かける前に週間天気予報で調べたところ、10日間のうち2回、このような恐ろしい予報が出ていた。しかし、きっと旅仲間に強力な「晴れ男」か「晴れ女」または、よほど「普段の行いの良い人」がいたと思われる。確かに雨が降ったことは降ったが、1度目はバスで移動している間は降っても、見学する…となると、晴れてくるといったぐあい。その日のメインである「サンマリノの夕景」では午後の日に輝くロッカグアイダを眺められたのです。

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   (例によって縦にならない…)

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 砦のまわりだけ(?)晴れているのです。すごくないですか?


 
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 これはオルヴィエートの「モーロの塔」の鐘。上り切ったとたんに大きな音でなり始めたのです。びっくりしてカメラを向けると、ちょうど鐘の先に太陽の光が!!何か祝福されたみたいに感じちゃいました。(笑)

 祝福といえば、究極の映像がこれ。

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   (縦にならないのがかえずがえすも残念…)

 サンピエトロ寺院の「聖女ヴェロニカ」の持つ聖骸布(キリストの顔が浮かび上がっている)に朝日が射し込んだのです!キリスト教徒ではありませんが、むちゃくちゃ感動しました。


 これらは、何だろう…「有り難いなあ」「得がたいなあ」と思えるたくさんの瞬間に出会わせてくれたこの旅に感謝です。
 
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by bel-sogno | 2015-06-09 16:52

やっぱり呼んでいる?

 イタリアからもどって、まだ写真の整理なんかをしているタイミングなのだけど、「ボッティチェリとルネサンス」~フィレンツェの富と美~という展覧会に行ってきた。イタリアに行く前から知っていて、「そんなのが日本に来ていたら、ウフィッツィでボッティチェリが見られないのではないか?!」なんて無知な者故のいらぬ心配をしていた、その展覧会でした。

 「イタリアは、はまりますよねえ!」と何度もイタリアで(イタリア以外でも)怖い目に遭っている元同僚も言っているが、ほんとにそうです。イタリアにはなんかわけのわからぬ磁力があるのです。

 そしてbunkamuraに行ってみたところ、なんとシネマで「イタリアは呼んでいる」という映画が公開中でした。

 笑っちゃいますよね。その偶然。

 これはイタリアが私を呼んでいるのだ!と勝手に思い込み、これも見ちゃいましたね。美しいとしか言いようのないイタリアの風景と絶対おいしいよねしか言いようのないイタリアの料理とどうしたらそんなすてきなところに泊まれるんだ!おかしいだろう?!としか言いようのないホテルがどんどん出てくる(笑)中に、実は人生曲がり角の男2人が旅をしていって…というお話なんだけど、



 また、行きたくなってきた!!今度はローマかフィレンツェに拠点を置いて、中3日ぐらいオルヴィエートに宿泊をして、地下洞窟ツアーなんぞにも参加してみたい。…なあんて、これは今はただの妄想。そんな度胸もそんな語学力もそんな企画力もそんな実践力も…ない…よねえ。(笑)


 ああ…呼ばれているうちに、実現したいものです。

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 イタリア一美しいと言われている「オルヴィエートの大聖堂」です。今回の旅では「光」が何度も奇跡のような時間をくれました。これもその1枚。神々しすぎます。


 
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by bel-sogno | 2015-06-09 16:33

ずっこけ人生 カンターレ&マンジャー&アモーレ あと数年で定年を迎える中学校教員です。旅行が好きで、年中どこかに行きたいと心に翼が生えています。写真は念願かなって行けた沖縄のかの有名な斎場御嶽です。


by bel-sogno