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流れに棹させず

 新聞のコラム欄に
「子供が大人を待たせて買い物をしている。…人間としての品位ははぐくめるのか?」
といったことが載っていた。

 修学旅行で当たり前のようになって久しい「タクシー行動」のことだ。

 「いい」「悪い」「ありえない」「いや、なにを大事にすべきかだ」などなど、議論をしていた時代ははるかに昔で、当たり前のように修学旅行の最終日には京都市内の半日タクシー行動を行っている。

 新聞に出る頃というのは、ようやくそれが世間に認知され、問題視もされ始めたということだろうが、現場からすると、なにを今頃…と思う。きっと今さら昔には戻せないと思うよ。教育論以前に、消費社会の一場面として成り立っている現実が10年以上あるわけだから。

 とはいっても、中学生がタクシーで観光することには、未だに違和感がある。自分だって、もういい大人だが、タクシーを使うことや、ましてタクシーを1日借り切って観光することには、分不相応だなというためらいがある。だから、たまーにタクシーを奮発したりすると、とてもぎこちない卑屈さと驕慢さとのせめぎ合いが生まれる。貧乏性なのです。

 こういう感覚って、必要のないものなのかなあ?

 あの頃は戦い負けたんだよなあ。やめる間際になって、責任を感じることが増えた…タクシー行動もその1つ。もう同行することはないかもしれないけれども、自分の中の声にしにくい声を大事にして行かなくてはね、と思う。

が、それにはエネルギーがいる…めんどくさいことばっかり言うおばさんにもどるにはね…
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by bel-sogno | 2013-06-30 18:56

12年ぶりの蛍狩り

27日。椿山荘に蛍を見に行きました。
どうせなら…と、「蛍の夕べディナーブッフェ」も申し込みました。清水の舞台から飛び降りる…ぐらいの意気込みだったのだけれど、行ってみてびっくり。幼児料金が設定されているとはいえ、2,3歳児を連れた若いご夫婦やママともグループがたくさん。大広間が時間と同時に開くのだけど、待っている間退屈して、絨毯敷きのロビーに寝そべる子供たち…

うーん、おばさん、頭の上に?が百ほど点滅しました。

フォアグラ丼とか、お寿司とか、飲む野菜とか、特製ローストビーフとか、米なすの鴫煮とか、ごちそう三昧に、飲み放題。めちゃめちゃおいしい!!

おなかが大満足の域を超え、危険信号が点滅する頃、庭園へ蛍を見に繰り出す。

 ちゃんと夕方に一周して予習をしておいたので、夫をエスコート。

 まず、お天気がどんなに悪くても蛍が見られる飼育エリア「ほたるの洞窟ビオトープ」へ。LED?と見まごうかのような小さな光が無数に…しかし、点滅しているところから見ると、どうやら蛍。しかも、飛んだ!!とはいえ、やはり、自然の中で見たい。

 
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上の方に少し光っているのが、(ごみじゃありません)蛍です。デジカメでは、それが限界。「心の目で見ろ」ということで、写真は断念。
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蛍はこの「ほたる沢」と「古香井」というわき水のエリアに生息しているとのことです。

20時過ぎ…蛍が点滅し始めました。昔は群舞が見られたそうですが、今回は、1時間ほどの間に2匹同時に舞ったのが最高で、他は1匹ずつふわあっと水辺に漂ったり、高い木の上に浮かんでいったり…

帰り際に「もう一度…」と願うと、弁慶橋の反対側で、応えるかのように一匹飛んでくれました。「こわい…」という子供の声も聞こえたり、飛ぶ蛍に一斉に群衆から溜め息が聞こえたり、ちょっと酔っているらしいおじちゃんの声で「えらいぞ!」と蛍への感謝の声が聞こえたり…

蛍は人の魂と昔からいうけれど、そういうふうに思っちゃうのも納得…な1時間でした。

ここにいるよ

ここにいるよ

いつもいるよ

わすれないで


前日は大雨でした。天の神様に感謝です。
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by bel-sogno | 2013-06-30 17:52
 今年も梅干しに挑戦038.gif

 紫蘇をたんまり買いに出る。

 今年の梅干しは、てんさい糖入り。006.gif去年のはしょっぱすぎたからね。ほんとはきび糖を入れるらしいけど、大丈夫でしょ?!と、入れてみました。

 どんなかんじになるか、楽しみです。


 そうそう、週末に脚立をかけてもらって、やまももも収穫したのです。010.gifやっぱりお酒にするかな?


 買いに出た道すがら、白い花の咲く木を発見。なんだろな…今頃ハナミズキでもないしな…と思ったら、「ヤマボウシ」でした。
生け垣には「キンシバイ」がこぼれるように咲いているし、「ナツツバキ」や「合歓」なんかの花も咲いている。うちの紫陽花とアガパンサスも見頃です。ざっくり花瓶になげこみ、お部屋でも楽しんでいます。

キンシバイ じめじめした空気の中でも、かわいさ爆発
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ヤマボウシ 木がまっ白!!迫力満点。近づくとこんなかんじです。
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by bel-sogno | 2013-06-23 19:17

今年こそ…やまもも

あんずに梅に、ゆすらうめ。

果物天国の季節が来た。

今年はうっかりしていて、杏に気づくのが遅かったので、かなり実が落ちてしまった。剪定をしていないため、伸びに伸びた木の梢になっているので、「すっぱいぶどう」みたいに指をくわえて見ているしかない。それでも少し収穫できたので、杏酒を少しと、コンポートに。

逆に去年収穫の時期を逃したゆすらうめの実を今年は発見。小さな木なので、ジュースにしようと瓶詰めに。

たわわに実をつけていたのが梅。ちょうど家庭科室の前の廊下の窓枠に乗っかると、実に手が届きそうなので、放課後にいつもの2人で行ってみると、普段は誰もいない家庭科室から賑やかな声が…。部活動のミーティングだとかで。まさか、生徒がいるのに窓枠から身を乗り出すわけにもいかず…これまた「すっぱいぶどう」状態であきらめた。

来週またトライしてみようっと。003.gif


あとは、やまももの木が一本あるのよねえ。去年も一昨年も実を見なかったのだけど、毎年はならないのかしら?蜂のすみかなので行くのが怖いけど、あの甘さの誘惑には勝てません。
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見えにくいけど、ゆすらうめをジュースにしようとしています。
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by bel-sogno | 2013-06-16 20:36

ダウン…

 月夜に落ちていたのは、確か「ボタン」。それを拾ってポケット?に入れたのは、中原中也だったっけ?…と、うろ覚えの記憶が永久に鍵が閉まっていたかのような引き出しからぽろっと出てきたのは、しばらく前の小雨が冷たい帰り道での出来事があったから。


 上り下りのきつい、昔から残っている裏道を走行中、道の真ん中に落ちている「ふとん」を発見。一度は通り過ぎたものの、なんなのかどうしても確かめたくて、Uターン。我ながらあほだなあと思いつつ、ちょっとの後ろめたさも感じつつ、(誰も通りかかりませんように…)確かめた!やはり、「3つ組みポリエステルのふとん」だった!!!

 降り始めた雨にカバーが濡れて、惨めな雰囲気を醸し出していた。

 配送会社の車から落ちたのだろうか、それとも、大胆に道に捨てていった輩がいるというのだろうか?

 毎日の行き帰り、いやでも目につくこのかさ高いふとん。その後、誰かが道の端に移動させたらしいが、いつまでもそこにあって、存在を主張している。


 イタリアの海岸で石を拾い、ゴールドコーストの海岸で貝を拾い、沖縄のグスクでかけらを拾おうとして、「聖域内のものは、一つとして持ち帰ってはならない」との掟にびっくりして元に戻した、拾いたがりの私でも、ふとんは、拾わない。

 じゃ、月夜の浜辺のボタンは、拾うか?



 中原中也の詩の解釈・心など、習ったことはすっかり忘れてしまった。彼にとってのボタンって、何だったのだろう…もいちど、詩をひもといてみようか?

 こんな現実逃避をしてしまうのも、せっかくの土日、ダウンしてしまったからかもしれない。

 
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by bel-sogno | 2013-06-02 13:21

ずっこけ人生 カンターレ&マンジャー&アモーレ あと数年で定年を迎える中学校教員です。旅行が好きで、年中どこかに行きたいと心に翼が生えています。写真は念願かなって行けた沖縄のかの有名な斎場御嶽です。


by bel-sogno