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びっくりしたな、もう…

 新宿駅ホームで、けんかをしているカップルとすれ違った。ヴィトンのバッグを持った背の高い女の子が怒りを込めた目で男の子をにらんだかと思うと…なんと、手を出して首根っこをつかんだ…二人は小声で何か言い争いながらホームを進行方向と逆流して進むと、階段脇でにらみあい。私はそのまま電車に乗ったが、かなり人目を引いていました。あのあと、二人はどうなったのか…よけいなお世話だが、そんな場所でのけんかはよくないよ…
 …と、池袋で、今度は定期券の落とし物。斜め向かいの座席ががらっと空いたのだが、あれ?なんか、うすべったい物が座席に残されている。きっと後ろポケットに入れていたのが落ちたのだろう。池袋から乗ってきた親子連れが気づいて拾い、ホームに向かって「定期券、落とした人、いませんか?!」と叫んでいたが、もうすでに落とした人は先に行ってしまったらしい。どうするのかな…と思ってみていると、その若いお母さん、そのまま座席に戻ってきた。「見せて、見せて!」と中を見たがる男の子に「だめ、だめ、これは人のだから。」と制して…さて、どこまで行ったのだろう。私は、上野で降りたのだが、彼女たちはもっと先まで乗るらしい。池袋で、定期券がないのに気づいた誰かは、そのあと、どうなったのか…

 なんか、今日は変なことに遭遇するなあ…と思っていたら、帰りの上野駅構内で、「りえ?!りえ?!」と人捜しをしているコーチのような出で立ちの人が…二度あることは三度?!みたいな、変な一日だった。りえさんは、どうなったのか…


 髪でも切るか…唐突にそう思った。きっと気分が変わるだろう。ショートカットは娘か息子を出産した頃(とても、いい加減な記憶…)以来だから、劇的に気分が変わるに違いない。人ごととはいえ、心配なことに遭遇してしまったから、ばっさり。

 翌日、20センチくらい、ばっさり切ってみた。美容師さんにも「いつか、ショートにしてみたかったんですよ。」なんて言われ、今までの長ーい髪は実は評判悪かったのか?!髪が短くなると、なんか新しい門出のような気がした。さっそうと(?)地下鉄の駅へ向かう階段を降りていると、?!

 目の前、10段くらい下の階段の踊り場より一段くらい上で、結婚式帰りと見られるおじさまが、みごとに一回転してくしゃっと…「大丈夫ですか?けがはないですか?」酔いのおかげで変にかばわなかったのがよかったらしく、「大丈夫です、大丈夫です。」と、よたよた歩いていった。

 髪切ったぐらいでは、だめ?!自分もけっこう危ない(怪我が多いのは知る人ぞ知る…)ので、気をつけなくちゃね。
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by bel-sogno | 2011-10-30 19:49

笑い

 ちょっと以前のことになるが、大好き…だったはずの宮本氏のコンサートにはるばる京急沿線のホールに出かけた。さすが品川区(…なのかな?)おしゃれな地下スペースがホールとなっていて、こぢんまりとした空間。「ドンジョヴァンニ君」(宮本氏扮する架空の歌手)が奥様であるこわーいマネージャーのお尻に敷かれつつ、スタッフの女の子や大学の講義で教えている教え子たちに色目を使いながらモーツアルトの二重唱、三重唱などが展開していくという筋立て。ずっと以前フィリアホールや上野の小ホールで、バリトン独唱でつないでいったものの発展版だったのだが、大受けしていらっしゃる歌手にとっての身近な方々の気配を近くで感じつつ、違和感が残った。
 フィリアや小ホールで感じたこみ上げてくる笑いが、今回、自分にはなかった。見慣れたから…というわけでもなかろうが、何でだろう…とずっと魚の小骨のようにひっかかっていた。(日本海側育ちのくせに、小骨のある魚は苦手です。)

 昨日は久しぶりのバレエ鑑賞だった。ギエム・オン・ステージ2011。彼女はマッシモ・ムッルと組んで、「マノン」(寝室のパ・ド・ドゥ)と「田園の出来事」を踊った。彼女は、封印していた「ボレロ」東日本大震災のチャリティ・ガラで踊ったというが、残念ながらそれはウイークデイ快哉だったために、見逃した。大震災で亡くなった方々への鎮魂の意味だったのだろうか、「マノン」も「田園の出来事」も、まじめな舞台という感じで、これまた違和感が残った。「マノン」は、つかの間の平安と恍惚(パンフレットから引用)が描かれた愛のパ・ド・ドゥで、「お子様は見ちゃいけません。」ぐらいの、夢のような二人の世界であるし、「田園の出来事」は、さすがイギリス!ってかんじの、くすくす笑いが止まらない作品。ベリアエフという美青年が息子の家庭教師に来てしまったために、女主人(ギエム扮するナターリヤ)を初め、彼女の養女やメイドまでが彼に恋してしまう。そして、幸せだったはずの一家に起こる波乱。まあ、これだけ書くと深刻そうな内容だが、ベリアエフの優柔不断さや(ナターリアにホントは恋しているくせに、言い寄られると、「…えっ、そうなの?」と幸せそうに踊っちゃうのだ。)ナターリアのずるさや、養女の押しの強さや、ナターリアの夫のなーんにも気づかない人の良さなど、「ある、ある!」と笑うところが満載のバレエなのだ。しかも、今回はその夫役にアンソニー・ダウエル氏が出ていて、いやあ、華のあることあること!その「演技じゃなくて、素なのか?!」と思わせるほど、役になりきっているところの存在感といったら!!なのに、なぜ?家庭を壊さないために、ナターリアの崇拝者であるラキティンがバリヤエフを説得して連れて帰ってしまう最後なんか(しかも、ラキティンが家庭教師として彼を連れてくる設定ですから…)が、道徳的に見えてしまうなんて、この作品としては、間違いだと思う。
 
 なんでこのごろ違和感ばかりで、素直に舞台を楽しめないのかなあ…


 「笑い」って難しい。完璧に計算されたものでありながら、その計算はほんのわずかでも見破られてはならない…ああ、大変。
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by bel-sogno | 2011-10-23 12:18

狂い咲き…じゃないよ

 麻生合唱フェスタへの「ゲスト出演」(すごい響き…笑)もなんとか無事に終わりました。ジプシー娘に見えていたか…どうかはさておいて。背筋さえ伸ばしていれば、遠くから見たらわからないはず!(ほんとか?!)しかし、その背筋が問題。舞台に出て数分もすると意識から逃げてってしまうのよね。困ったことです。

 ところで、10月の三連休、どっかに行きたいなあと思いつつも、ちょい寝坊した上にたまった家事をうだうだやっていると、「あら、こんな時間」。どこにもいかずじまい…となるので、くさくさ気分を晴らすために、お隣の駅の柿生近辺を散歩することにした。「おっ越山」とか「浄慶寺」とかのエリア。家を出ると、さわやかな風が吹いていて、お散歩もよい気晴らしになる。お目当ての彼岸花はとっくに終わっていたが、(…といって好きな花というわけではない。小さい頃から怖い花の一つだったな。でも、お寺の境内の裏山に群れて咲いているのは見てみたいとふと思ったのだ)桜が咲いていた。柿の実のたわわになっている隣に桜の花が咲いてるのはちょっと不思議な風景だった。

 この桜、決して時期を間違えて狂い咲いたのではなく、10月桜かなと…私も12月の本番までではジプシーの演技に磨きを掛けて「狂い咲き」ならぬ「舞台のうそ」(?)の一つとして、立派に咲いて見せます(笑)
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by bel-sogno | 2011-10-12 19:18

ずっこけ人生 カンターレ&マンジャー&アモーレ あと数年で定年を迎える中学校教員です。旅行が好きで、年中どこかに行きたいと心に翼が生えています。写真は念願かなって行けた沖縄のかの有名な斎場御嶽です。


by bel-sogno